1810年の作品。現代において最もよく知られているピアノ曲の1つと言えます。比較的演奏しやすく、また愛らしい部分と激しい部分のコントラストがあり演奏する人にとっても聴く人にとっても楽しみやすいことから、発表会などでもしばしば取り上げられます。
「エリーゼ」についてですが、本来は「テレーゼ(Therese)のために」だったものが、ベートーヴェンの字が解読不能だったために「エリーゼ(Elise)のために」となったという説が現在では有力なようです。
2009.4.2 高音質なmp3にしてみました
【ベートーヴェンについて】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)は古典派およびロマン派を代表するドイツの作曲家です。20代後半頃から聴力が悪化したにもかかわらず、その後もピアノソナタ「熱情」や数々の交響曲などの多数の傑作を残しました。
作品の特徴して、鍵盤曲や交響曲などにおいては従来のソナタ形式からの大幅な拡張などが挙げられます。
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